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検索エンジン最適化(SEO)の上位表示を無料でできる方法

Web制作をする上でのSEO対策(いわゆる内部対策)という言葉をよく聞くと思いますが、実際はWeb制作で行えるSEO対策には限界があります。

理由として、Webサイトを適切に運用している事業者と、運用を放置している事業者との間にWebサイトの情報量(コンテンツ量)に差が生まれてしまうからです。

専門的で質の高い情報が組み込まれているWebサイトであれば、しっかりとしたSEO対策にもなりますが、運用をしなければ、他社や競合に抜かされてしまう可能性もあります。

ですが、Web制作業者に依頼をして、Webサイトを公開しただけで、希望のキーワードでSEO上位になると考えている方も、多いように感じます。

近年、新聞や雑誌広告などのマス媒体からインターネットによる宣伝手段が移り変わってきています。
同業他社や競合も多く、インターネットでの集客に参入している企業が多い中で、自身が運営しているWebサイトの検索順位を1位にすることは、とんでもなく大変なことです。

何も考えないでWebサイトを作ったとしたら、

飲食店で例えるなら、「世界中のどこかで飲食店を勝手にはじめました」というのと同じことのようにも感じます。

仮にSEO対策をしているWebサイトであれば、

検索欄でキーワードを細かく入力すれば表示される可能性があったり、店舗名を探せば出てくるようになります。

ですが上記みたいなWebサイトはたくさんありますし、これはどの業界でも一緒です。

何が言いたいかというと、Webサイトを制作したところで自身のWebサイトを知ってもらわなければ、どんな格好いいサイトにしても、どんな良いサービスを用意しても、全然見られないということです。

SEOで1位をとっている企業とは

SEOで1位をとっている企業とは

話が変わりますが、

日本の検索エンジンはGoogleやYahooが主流で、利用者比率でいうとGoogle68%やyahoo30%の割合で検索されています。

ですが2010年7月より、YahooはGoogleの検索エンジンシステムを採用しています。なので、日本人のほとんどはGoogleの検索エンジンシステムを使用していることになるのです。

日本の98%もの人がGoogleで検索をしていると考えたら事業に対してとんでもない可能性が溢れており、検索エンジンで一番最初に出てくるページのアクセス数はとんでもないことになります。

そんな中、1~2単語くらいのキーワードで検索エンジン1位になっているWebサイトや、検索して一番最初に出てくる広告などは、資金を持っている企業が「継続的なSEO対策」や「継続的な広告」をしている可能性があるため、1~2単語くらいのキーワードで検索エンジンを1位にすることはかなり難しいと言えます。

では資金を使わずに検索エンジンはどのように上げていくのか。

それは、継続的にWebサイトを運用していくことでSEO対策につながると考えます。

継続して運用と言うのは、ブログやオウンドメディアを更新していくと言うことです。

検索エンジンで検索されやすいキーワードはビックワードといいます。1~2単語で検索されているキーワードなので、競争率も高く、検索をされやすいのです。

資金のある企業はお金を出してでもそのキーワードでの表示がほしいので、広告であれば、単語によっては広告費勝負になってきます。

なのでビッグワードで戦ってもお金を持っている企業に負けてしまいます。

そこでお金をかけずに検索エンジンの上位表示を狙う方法として、自身でWebサイトを運用することをオススメします。

Webサイトでの運用の重要性

検索エンジンで集客をするためにはブログやオウンドメディアでキーワードを絞った専門的な内容を狙っていく必要があります。

検索されやすいビッグワードを狙っていくより、キーワードを絞ったロングテールで狙ったほうが、専門的な内容なので、そのキーワードで検索順位が上がりやすくなります。

ビッグワード
例:新宿 駅チカ 美味しい

ロングテール
例:新宿 駅チカ 美味しい ラーメン屋 豚骨 

ビッグワードだと検索される絶対数が多くなってしまいます。わかりやすく飲食のワードでやりましたが、飲食でも中華やイタリアンなどたくさんあるので、競合が多いです。そんな中、自身の記事を書いたところで、10位圏内にするのもかなり難しいでしょう。

ですが、

ロングテールの場合、「ラーメン屋」というワードと「豚骨」という具体的な味まで示しているので、本当にコアなユーザーが調べる可能性があります。

ビッグワードと比べ、検索の絶対数が下がるものの、ライバルが少なくなるので、より自分の記事が上がる可能性が出てくるのです。

ロングテールのメリット

メリットとして、コアなユーザーは調べたい内容をリサーチするために見るので、コンバージョンも上る可能性があります。

更に検索エンジン上でもライバルが少なくなるので、上位表示がされやすくなります。

ロングテールのデメリット

キーワードを絞っているため、絶対数が少なくアクセス数が伸びません。

しっかりとした記事を書かないとロングテールキーワードにすら上位表示がされません。

なお、Googleはより専門性の高い記事を書くとSEOが高くなると言っています。

詳しくはこちらから

検索エンジンで上位表示されるまでの流れ

Webサイトで記事を書く→アクセスが集まる→Googleが必要なサイトを判断→検索順位が上がる

この流れを目指すことができれば、無料でも検索エンジンで上位表示を狙うことができます。

Webサイトで記事を書く

まずはWebサイトで記事を書きます。

ただ日常のブログを書くだけでは、仕事にも繋がりにくいので、どのような人に見てもらいたいか、どんなアクションを起こしてほしいか決めます。

基本的には専門性の高い内容でピンポイントで書かれた情報が検索した人に喜ばれるので、よくリサーチした上で、記事にしていきます。

ですが、一つ記事を書けば検索エンジンで上位表示がされるという簡単なものではありません。

重要で専門的な記事でユーザーのためになる記事を何個も書き続けることで、検索エンジンでキーワードが調べられる可能性が出てきます。

まずはできる限り、自分の知っている専門的な内容を継続して更新をし、自分のWebサイトを知ってもらうことからはじめましょう。

アクセスを集める

分野によって異なりますが、キーワードをリサーチし、専門的な記事を更新していると、記事によってはアクセスが集まることがあります。

100記事ある内の3記事でも見てもらうことができれば、アクセスを集めるという意味では上出来だと思います。

更にWebサイトのアクセスは大きく分けて3つのところから集められます。

  • オーガニック(自然検索)
  • ダイレクト(ブックマーク、URL直接入力)
  • ソーシャル(SNS)

アクセスを集める場合は検索エンジン経由だけではなく、SNSを有効活用すると更に効果的です。

記事を見たユーザーがためになる情報や、面白い記事だと思ったら、他の記事も見られる可能性やシェアされる可能性も出てきます。

なので、関連記事などの設定もしっかり行い、Webサイト上でユーザーの導線を作ります。

上記の内容を意識して徐々にWebサイトのアクセス数を増やしていきます。

Googleが必要なサイトを判断

関連記事等を見てもらうと、直接検索されなくても、他のページのアクセス数も上がります。

アクセス数が上がるとGoogleの検索エンジン上を巡回しているGooglebot(クローラ)が必要なページと判断をします。

検索順位が上がる

Googleが必要と判断したWebサイトは検索エンジンの順位が高くなり、SEOランキングも上がってきます。

ランキングが下位だったときと比較して、ランキング上位にもなるとアクセス数も最初とは比べ物にならない程になり、関連記事から更に他のページを見られるようになります。

アクセス数が増えた後は、アクセスの絶対数も伸びているので、Webサイトに掲載されている情報をより多くの人に見てもらうことができます。

最後に

自身のWebサイトを上位表示させる一番の方法は継続して記事を書いていくことです。

Webサイトを制作して満足してしまう方も多いようですが、Webサイトを使った集客はWebサイトが完成してからが本番です。

記事を書くことは、インターネット上での営業活動だと思っています。

仮にチラシやパンフレットを作って満足しただけではもったいないですよね?
Webサイトも同じで、継続的に露出していく(チラシで言うポスティング作業)ことが必要です。

お金を出して「広告」や「SEO対策」をするのが一番はやいですが、長期的視点から見ても、継続的にコストがかかります。

自身でSEO対策をするメリットとして、
長期で見て検索エンジン上にずっと残る資産として考えることができ、
自社でノウハウを蓄積することで他社との差別化ができるメリットもあります。更に事業者としての発信力が身につきます。

まずはご自身でWebサイトの運用を行っていくことをオススメ致します。

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