実装時のガイドラインを制定し、品質の高いコーディングを心がけています。
デザインデータをお客様に確認いただき、了承頂いた後に、Webブラウザなどで確認できるような形にするのがコーディングの工程になります。デザイナーが作成したデザインデータを元にコーダーによってプログラミングコードを書いていきます。
「パソコン、タブレット、スマートフォンなどのデバイスに応じて表示が崩れないようにする。」「アニメーションをつける。」「Googleなどの検索エンジンに認識されるようにコードを記述する。」などがすべてプログラミング言語の文字列によって再現されます。
1. 実装方法の検討・リサーチ
お客様のサイトの仕様・要件が決まった段階で、どのような言語・プラグインで実装するかについての検討・リサーチを行います。例えば、レストランの予約サイトを制作する場合、お客様の要望を実現するために既存のプラグインを利用して作るのか、全て独自で開発するかによって工数や実装方法が大きく変わってきます。お客様のビジネスの形態や、状況などに合わせてCrypto Placeの技術者が調査いたします。
2. コーディングガイドライン
Crypto Placeでは一つのプロジェクトに1名〜複数名でコーディング・実装をすることもあるので、社内でコーディングガイドラインという実装についてのルールを定めています。
アサインするコーダーによって品質にブレが出ることがないように、コーディングガイドラインに沿って制作を進行し、ガイドラインに沿って制作されたコードは実装者とは異なるレビュワーによって実装方法にズレがないか、問題がないかなどの検証を行い制作を進行します。
3. コーディング実装
実装方法などが決まり、デザイン完了後は、トップページからコーディングの実装を進めていきます。コーディングガイドラインや、デザイン時に作成されたデザインガイドラインに基づいて、実装内容がお客様のサイトイメージや企業ブランドイメージなどとブレることがないようにレビュワーによってレビューをした上で慎重に実装していきます。
また、ボタン・リンクなど、サイトを構成する要素の装飾や、ページ内のアニメーションなども含めて実装が行われます。
4. CMS(コンテンツマネジメントシステム)の導入
CMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれる、管理画面上からサイト内のテキスト、画像などのコンテンツ管理を行うためのシステムの導入を行います。Crypto Placeでは、お客様のサイト利用用途、目的に合わせてWordPressや、ShopifyなどのCMSの選定を行い、制作後もお客様自身がサイト内のコンテンツ変更が行いやすい形でサイトを制作しています。
例えば、お知らせや案件実績などのコンテンツをお客様の好きなタイミングで更新したり、ECであれば商品情報を管理画面上から容易に変更を行うことが可能になります。
5. 実機確認・最終調整
コーディングが完了したタイミングで仮のURLを発行し、Crypto Place社内にて実際のスマートフォン・タブレットデバイスで動作確認を行います。同じスマートフォンでも、iPhoneとAndroidで表示のされ方が異なったり、同じiPhoneでも利用しているブラウザ環境によってまれに動作が異なることがあります。
「iPhoneではきちんと表示されるけど、AndroidだとWebサイトが崩れて見れない。。。」ということが起きないように、コーディング・実装の完了後に各実機にて動作確認をさせていただいております。