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Webサイトの「おしゃれ」と「身だしなみ」の違いとは

Webサイトを初めて持とうとしている方や制作しようとしている方は、Webサイトを「おしゃれ」なデザインにしたいと思っているはずです。
ただデザインといってもWebサイトのある会社は国内では約200万社とも言われています。

その中からお気に入りのWebデザインを探すのも一苦労です。。。

そもそもWebサイト制作会社は国内で約1万社と言われていますが、約99%がデザイン会社になり、「おしゃれ」なWebデザインはたくさんあります。

ですが「おしゃれ」を追い求めても、ユーザーが見にくいデザインの可能性もあります。
そこで私は【洋服】に例えて「おしゃれ」と「身だしなみ」の2つで区別することにしました。

Webサイトのおしゃれと身だしなみの違い

おしゃれと身だしなみ

Webサイトは洋服で例えるなら、「おしゃれ」と「身だしなみ」ほどに制作する際に目的が変わってきます。

洋服で言うおしゃれと身だしなみの意味は下記のとおりです。

  • おしゃれ=どのような格好でも自分が気に入っていれば、それで大丈夫
  • 身だしなみ=自分基準ではなく、相手に不快な思いをさせないような格好であること

洋服もWebサイトも本質的には似ているように感じます。
「会社のイメージでかっこよければそれで良いWebサイト」か「お客様に見てもらうために作られたWebサイト」
で大きく意味合いが変わってきます。

私も営業出身なので、デザインにはそれほど詳しくはないですが、Webデザインに拘りすぎて、操作しづらかったり、見にくいWebサイトなども多く見てきました。
もちろん「おしゃれ」なWebサイトは分かる人には、「格好いい」や「真似したい」と思われるかもしれません。

これはあくまでも「おしゃれ」が悪いわけではなく、「お客様目線で考えられたデザインなのか?」を私は優先して考えたほうが良いと思っているというお話です。

「身だしなみ」と呼ばれるWebサイトはどのようなもの?

身だしなみと呼ばれるWeb

私が思う「身だしなみ」とは下記のとおりです。

  • 企業の業種・コンセプトに合ったデザイン
  • Webサイトに訪問するお客様が必要な情報にすぐにたどり着けるデザイン
  • Webサイトに訪問するお客様が見やすく操作がしやすいデザイン

この条件をクリアした後に「自分好み」のおしゃれを追求してもらえればいいと思います。

企業の業種・コンセプトに合ったデザイン

業種・コンセプトにあったデザイン

Webサイトにユーザーが訪問した際に一番最初に見られるページで、第一印象が決まります。
訪問したユーザーには業種やコンセプトを一瞬で見て貰う必要があります。

自分が訪問したWebサイトがイメージと違ったり、コンセプトやサイトの雰囲気に違和感を覚えれば、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。

Webサイトを作る企業が、どのようなユーザーをターゲットに、どのようなコンセプトで、どのような情報を伝えたいのか明確に決めておくことで、初見でのWebサイトの離脱率も大幅に減らすことができます。

Webサイトに訪問するユーザーが必要な情報にすぐにたどり着けるデザイン

ユーザーが必要な情報にたどり着く

訪問したWebサイトを見るとき、知りたい情報がうまく見つけられないWebサイトがよくあります。
理由はWebサイトを正しく設計できていないので、ユーザーを見せたい情報へうまく誘導ができていないからです。

Webサイトは訪問したユーザーが各ページを見てくれるように導線を作り、誘導をしていくことができます。これはWebサイトを作る上で最も重要なポイントです。

ユーザーの離脱率を下げることができれば、滞在率が上がり、訪問した企業のことをより知ってもらうことができます。

その結果、お問い合わせまでたどり着く可能性も上がり、成約率も上げることができます。

Webサイトに訪問するユーザーが見やすく操作がしやすいデザイン

操作しやすいWebサイト

これは2つ目の「情報にすぐたどり着けるデザイン」に少し似ていますが、誘導するためにはユーザーがわかりやすく、操作がしやすいデザインにすることが有効です。

例えば、

「サービスページ」から「料金紹介ページ」までの流れの中で、サービスページを最後まで読んだのに、また最初に戻り、メニューから料金詳細を開かなくては行けないことになる。

このような状態になると、一度「流れ」が区切られてしまいます。その結果、ユーザーはWebサイトからの離脱率が上がってしまう可能性が出てきます。

なので「サービス」紹介の流れの中に「料金詳細ページ」に誘導できるような導線をわかりやすい場所に設置することで、ユーザーとしても操作がしやすく、ストレスを感じずにWebサイトを見ることができます。

まとめ

あくまでもこの記事の内容は最低限のWebサイトの「身だしなみ」を意識したユーザー(お客様)目線に立った考え方になります。

デザインは大事ですが、記事のようなWebサイトでない場合はWebサイトの機能を十分に発揮することができなくなってしまいます。

今後は上記の内容を踏まえた上で、Webサイトを比較しながら使いやすさや魅力を取り上げようと思っています。

更に、今後取り上げる記事をWeb制作のデザインの参考にしていただき、自分好みかつ、お客様目線で考え抜かれた、「おしゃれ」と「身だしなみ」をしっかり考えたWebサイトをカスタマイズしていただければ思っています。

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